1. はじめに:どちらを選ぶ?掃除機選びのお悩み
掃除機には「コードレス掃除機(スティック型など)」と「コード式掃除機(キャニスター型など)」の2種類があります。
- コードレスは軽量で使いたいときにサッと取り出せて便利
- コード式は安定した吸引力と長時間使用が可能
とはいえ、どっちを選ぶべきか悩む方も多いですよね。そこで本記事では、重さ・持ち運びやすさ・メンテナンスという観点で両者を徹底比較します。
2. 【重さ比較】コードレスは軽い?コード式は重い?
コードレス掃除機の重さ
- 平均的な重量は約2~3kg前後
- 中には1kgを切る超軽量モデルも登場
- スティック部分もスリムで、片手で持ち運びしやすい
コード式掃除機の重さ
- 平均的な重量は約5~7kg程度
- モーターが大きい分、本体重量が増えがち
- キャニスター型はキャスター付きで転がす形なので、移動はしやすいが持ち上げると重い
ワンポイント
「掃除機を頻繁に持ち上げるシーン(階段や棚の上など)が多い」→ コードレスが軽くて便利
「床移動が中心で、持ち上げる機会は少ない」→ コード式でもそこまで苦にならない
3. 【取り回しやすさ】バッテリーとコード、どっちが便利?
コードレス掃除機の取り回し
- コードがないので部屋間の移動がスムーズ
- 玄関や車内などコンセントがない場所でも使える
- すぐに取り出してサッと掃除できるため、小さなゴミもこまめに対応しやすい
- ただし、連続使用時間がバッテリーで制限される(約15~40分程度)
コード式掃除機の取り回し
- 電源コードの取り回しは少し面倒(部屋をまたぐときにコンセントの抜き差しが必要)
- 掃除範囲はコードの長さに依存(延長コードを使う場合も)
- 使用時間の制限がなく、電源につないでいる間はパワーを維持できる
- 長時間の掃除や広い家を一気に掃除する際に便利
4. 【メンテナンス性】ダストカップやバッテリー管理の違い
コードレス:バッテリー&ダストカップ
- バッテリー充電が必須(フル充電に2~6時間かかる機種も)
- バッテリーは消耗品のため、数年単位で交換が発生する可能性あり
- ダストカップ式が主流で、容量が小さめ(0.2~0.7L程度)。ゴミ捨て頻度が高い
- 紙パック代は不要だが、ホコリが舞いやすいのでアレルギー持ちの方は注意
コード式:紙パック式 or サイクロン式
- 紙パック式
- ゴミ捨てのたびに紙パックを交換
- ホコリが舞いにくく衛生的
- 紙パック代はかかるが、交換は2~3カ月に1回など少なめ
- サイクロン式
- ダストカップをこまめに捨てる必要あり
- フィルター掃除が必要だが、紙パック代は不要
- コード式のサイクロンは容量が大きいものも多く、捨てる回数はコードレスより少なめ
フィルター&ブラシのお手入れ
- 両タイプともフィルターやブラシにたまるゴミのお手入れは不可欠
- ブラシヘッドにからむ髪の毛・ペットの毛などは定期的に除去
- コードレスは本体が小型な分、フィルター目詰まりに気を遣う必要がある
5. タイプ別のおすすめシーン
コードレス掃除機がおすすめな人
- こまめにサッと掃除したい
- 軽量&コードレスでストレスフリー。毎日短時間掃除に最適
- 狭い部屋やワンルーム住まい
- 連続運転時間が短くても十分
- 高齢の方や階段が多い家
- 片手で持ちやすく、コンパクトなので取り回しが楽
- 車の中や玄関などコンセントがない場所も掃除したい
コード式掃除機がおすすめな人
- 広い家や長時間の掃除
- 充電切れを気にせず使いたい
- カーペットやペットの毛が多い家
- 安定した吸引力&大容量集じんで毛やホコリをしっかり吸引
- アレルギー対策を重視
- 紙パック式なら排気もゴミ捨ても清潔。ホコリが舞いにくい
- コストパフォーマンスを大事にしたい
- バッテリー劣化を気にしなくてよいぶん、長期的にコスパ◎
6. まとめ:用途とライフスタイルに合わせた選択を
- コードレス掃除機は軽くて取り回しやすく、収納しやすさや機動性が最大の魅力。一方でバッテリー時間やダストカップの容量がネックになることがあります。
- コード式掃除機は吸引力が安定していて長時間使えるため、大量のゴミやペットの毛を一気に掃除したい方、広い家をまとめて掃除する方に向いています。ゴミ捨てが紙パック式なら衛生的なのもポイントです。
結局のところ、
軽くて小回り重視 → コードレス
吸引力&連続使用重視 → コード式
という分かりやすい構図になります。お部屋の広さや掃除スタイル、アレルギーの有無などを考慮し、ご自身にぴったりの掃除機を選んでみてくださいね。
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